正月太り、GW太りは本当だった!平均でも0.5~0.7kg体重増加!しかも半年以上元に戻らない!
ドコモのページで体重関連でおもしろいデータがありましたので、紹介させて頂きます!ドコモさんは、現在ヘルスケア分野にかなり力を入れており、オムロンさんとも提携して色んなデータの収集を行っています。その中の一つが、WM(わたしムーヴ)という体重計のデータをクラウドで管理できるシステムがあります。自分もダイエットしていた時に、使わせて頂いていました。このWM(わたしムーヴ)は日本中でたくさんの人が使用しているのですが、そこの平均データを取得して、日本人の平均的な体重の推移を分析したみたいです。
このデータから、色んなことがわかります。以下、下記の記事とグラフを引用させて頂き、データを元に色々考察していきたいと思います!結果からいうと、正月太りは本当でした!ただ、なんとなく太ったとかでなく、客観的事実として平均的に日本人の体重が増しているようです!以下、解説していきます!
引用元:ドコモヘルスケア 1年間で最も太っていたのはいつ?
http://www.d-healthcare.co.jp/column/karada-data161220/
目次
年間の平均体重の変動データがすごすぎる!これは貴重なデータ!
下図がドコモが集計した日本人の平均体重の推移グラフです。12万人分のデータから計測しているので、ものすごい貴重かつ客観的で、統計的にも意味があるデータだと思います!12万人分のデータですので、あまり偏りはないかと思います。偏っているとしたら「少しは体重を気にしている人たちの集まり」ということでしょうか。ドコモの体重管理のサービスを使っていた人のデータですから、その偏りは仕方ないかと。以下、このグラフの考察をしていきます!
正月やGWで激太りし、夏に体重が下がっていく!
上図の通り、年間で一番太っている時期は男性が正月、女性がGWらしいです。まあ、男女とも正月とGWは体重が上がっていますし、そんなに大きな差ではないのであまりそこは気にしなくていいと思います。とにかく、連休になったら事実体重が跳ね上がること、これが客観的な事実であると証明できているのは面白いと思います。
また、おもしろいのが男女ともに夏あたりが一番体重が落ちている事実でしょうか。やはり汗をかくので、代謝が異常によくなるからだと思います。でも、もしかしたら、男女ともに「夏になって露出が多くなるから、その前に体重を落とそう!」という意識的な要素が働いているかもしれませんね!(事実、露出が多い20代において、夏の体重減少率がかなり高いみたいです)。ただ、女性は正月前が一番体重が低いみたいです。なぜだろう。うーん。
正月太りは平均して男性が0.7kg程度、女性が0.5kg程度、、、たった一週間ですごい!
ここで時期的なものも考慮して、正月に注目してみると、平均して男性が0.7kg程度、女性が0.5kg程度太っていることがわかります。上のグラフを見ると、1月になった瞬間にものすごい勢いで太っていることがわかりますよね。
たった一週間ぐらいの正月でここまで平均して体重があがるというのはすごいことだと思います。体重500グラムは大体、3600kcalです。これだけのカロリー量を、一週間で収支プラスにするというのはなかなかのものですよね!自分はオーストラリア出張で、食生活がガラッと変わり、1週間で1~2kg程度太ってしまいましたが、その半分ぐらい平均して正月に太ってしまうというのは、かなりのものだと思います。
やはり、運動せずに、食べる機会が多いからでしょうか?あとは餅など、炭水化物の摂取量が増えることが一因にあるかと思います。炭水化物の割合が増えると、自然とカーボローディングされて、グリコーゲンの蓄積量が勝手に増えてしまいます。なので、実際のカロリー以上に体重が大きくなります。これは食生活を変えると、一気にグリコーゲンが落ちていきますので、本当に一時的な体重の増加と言えるはずなんですが、、、、データをみるとなかなかそう言い辛いとこがあります。
女性の体重が元に戻るのには時間がかかる!(代謝量の関係)
もう一つの事実は、男女で正月太りの戻りの速度が違うという事です。正月で太った分が、どれぐらいの速度でもとに戻っていくかを見てみると、、、男性では比較的早く、増加量の半分ぐらいは落とせているようにみえます。しかし、女性は正月で太った分がなかなか落ちていないように見えますよね。これは、男女の基礎代謝量の違いだと思います。男性は代謝量が大きいので、自然と体重が落ちていきますが、女性は低いので、意識的に身体を動かしたり、食べるものを制限しないと落ちないみたいです。
でも、最終的に正月ぐらいの体重にもどるのは男女とも7月ぐらいみたいですね。正月太りといいながら、7カ月も元に戻るのに時間がかかっているのは、、、この正月一週間我慢するかどうかで、以後半年以上の体重が左右されるということになります。これは驚きの事実ですよね!いかに正月の生活が重要かがわかります。
体重は40歳代で最大化!これも面白い結果ですね!
また面白い結果なのが、年間の体重変動を年代/性別ごとにわけた下記の図です。これを見るだけでも、いろんなことがわかります。
これを見ると、40歳が一番太っていることがわかります。全ての年代で、一番食べる量と実際に身体を動かした量の差が激しくなるんでしょうね、、、それとも20代30代でのカロリー累積が最大化するのがこの年代なのか、、、。それよりもその後に、50代、60代で一気に体重が減っていることに驚きます。やはり、食欲が一気におちていくのでしょうね。食べるものも、肉など油っぽいものは好まなくなっていきますし。
確かに水曜日のダウンタウンで70歳以上で100kgのお爺さんを探していましたが、全国を探してやっと1人見つかるぐらいでした。40歳で100kgを超えてる人なんてゴロゴロいるので、大きな差がありますよね。やはり、代謝が落ちることで、食欲も落ちていくので、どんどんと体重が減っていく、ということでしょうか。60歳ぐらいになれば、自然と身体がダイエットしていく、ということですよね。歳をとれば、ライザップにいかなくても勝手にやせるから大丈夫!ということです。
体重変動が大きいのは20代!やっぱり、良く動き、良く食べるから?
また興味深いのが、こちらのデータです。こちらは年間でどれだけ体重が前後に変化したかを表したものです。これを見ると一目瞭然、20代が体重が大きく変動しているのがわかりますよね。とくに20代の男性は、正月に太ったとしても、基礎代謝が大きいのですぐ体重が戻ってしまうようです。やっぱり、基礎代謝が大きいって正義ですよね!それだけで、いっぱい食べても時間がたてば元の体重に戻っていきますから。逆に言うと、やはり女性や高齢の方などがバカ食いすると、基礎代謝が低いため、戻りが非常に悪いとも言えます。正月はとくに注意ですね!
ランナーだけでデータをとったら、別の傾向がでるのでは?
上記のような体重の傾向は、日本全国の平均をとった結果です。もちろん、個々の人を見ると正月で体重が落ちる人もいっぱいいるはずです。特にランナーの方なんかは、正月でむしろ体重が落ちる人も多いのではないでしょうか。ランナーはむしろ、長期の休みや土日でいっぱい走ろうとしますからね。だから、逆に正月休みやGWで体重が減る、、、なんて傾向がでてきてもおかしくはないかなあと思っています。
どちらにせよ、平均して0.5~0.7kgも太ってしまうというデータは非常に面白い結果であり、注意が必要ということを示すデータになるかと思います。ランナーは、体重が1kgも増加してしまうとそれだけでスピードが落ちてしまいます。一説には1kgでマラソンタイム3分程度差がつくとのことです。ですので、「正月にちゃんと走らないと、スピードが落ちてしまう!」ということを頭に置いて、生活するのが重要かと思います。
ちょうど自分は足を怪我して走れないので、まさにこの正月太りの危機です、、、走らなくても食欲は変わらず旺盛ですからね(笑)
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私もご多分に漏れず毎年正月には1kg以上体重を増やしております。普段飲まない日本酒を飲んだり、当たり前のように食べているお雑煮やお節料理もカロリーがかなり高いものが多いようです。残してはいけないとパクパク食っていれば当然いつもより摂取kcalが1.5倍どころか2倍近くなっていても不思議はありません。
※我が家の長年の慣習で、毎年正月の夜はタコ焼きと決まっており、一度に36個位食べてしまうので太るのは当然ですよね。来年正月は週6回みっちり14kmランを中心に走り込もうと考えています。