ブラウザ の年表/歴史まとめ!
2020-02-25 ○年表/歴史まとめ
- ブラウザはHTMLによるインターネットが発明された当初から、共に進化してきたソフトウェアです
- ネット時代には非常に重要なソフトとなることから、過去にはブラウザ戦争とも呼ばれるシェア争いが繰り広げられました
- 過去にどのようなブラウザがあり、どのように進化してきたのか、ブラウザの歴史を簡単にまとめてみました!
- 赤色の各項目をタップすると、詳細説明箇所にジャンプできます!
1990年12月23日: WorldWideWeb リリース
- 世界初のブラウザ、 World Wide Webと似ているが別物。Nexusとも呼ばれている
- 基本的なスタイルシートを表示することができる
- 基本はテキストで、画像は別モノとして別ウインドウで表示する形だった
- WYSIWYGエディタとしても機能して、HTMLの編集もできる
World.Wide.Web: Chinese Migration in the 21st Century—And How It Will Change the World (English Edition)
↑ブラウザの年表/タイムラインに戻る1993年: NCSA Mosaic リリース
- 欧州原子核研究機構がWWWの利用を開放した年にリリースされたブラウザ
- テキストと画像を同一のウインドウに表示することが可能となった
- HTTP以外にもFTPなどに対応しており、FTPクライアントとしても使えた
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1994年: Netscape Navigator リリース
- 当初は「Mozilla」という名前だったが、後にNetscapeという正式名に変えられてリリースされた
- 当初はシェアウェアだった
- バージョン2.0ではクッキーやフレーム、JavaScriptなどが搭載され、現在のブラウザの基礎を築いた
- 1996年のバージョン3,0の頃にはシェア率90%をとっていたがその後Internet Explorerとの戦いに入っていく、、
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1995年8月24日: Internet Explorer リリース
- マイクロソフトがNetscape Navigatorに勝つためにリリースしたブラウザ。この戦いはブラウザ戦争と呼ばれた
- マイクロソフトがWindowsに同梱させて出荷することで、Internet Explorer を標準ブラウザとして世に知らしめた
- これによってシェアを伸ばしていき、2002年にはシェア率95%を誇っていた
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1996年12月9日: Opera リリース
- シェア率はいつの時代も大きくはないが、独自の機能を誇っているブラウザ
- 今では当たり前になっているタブブラウザの草分け的存在
- 多くのブラウザはNCSA Mosaicの流れを組んでいるのに対して、Operaは独自で作られ、独自で進化してきた
- 現在は中国の奇虎360の傘下に入っている
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2002年9月23日: Mozilla Firefox リリース
- Netscapeがオープンソースなブラウザを提供しようと作られたのがこのFirefox
- バージョン1.0がリリースされた時から、シェア率7%を獲得するなど順調に伸びていったが、シェア率No.1になることはなかった
- Geckoレンダリングエンジンを搭載し、高速なレンダリングを実現
- メモリ使用量も少なく、快適にブラウジングできる
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2003年1月7日: Safari リリース
- 当初Macでは標準ブラウザはNetscape Navigatorで、一時期はマイクロソフトと提携してInternet Explorer for Macが標準使用されていた
- そんな中、2003年にアップルが独自のブラウザsafariを開発してリリース
- そこからMacやiOSでの標準ブラウザとして提供され続けている
- 一時期はWindowsにもsafariが提供されていた
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2009年9月2日: Google Chrome リリース
- 歴史は浅いが現在のブラウザシェア率No.1のgoogle製のブラウザ
- オープンソースプロジェクトのChromiumをベースに開発されたブラウザ
- 現在ではAndroidでは標準的ブラウザ扱いであり、iOSでもMacでも動作するブラウザとなっている
- タブ毎にマルチプロセスであり、それぞれ別のプロセスで動いており、独立性の高い動作が可能になっている
- それ故にメモリ使用量も多かったりする、、
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2015年7月15日: Microsoft Edge リリース
- Windows10でInternet Explorerから一新されたブラウザ、コードネームはSpartan
- Windows10のデフォルトブラウザとなり、これによりInternet Explorerは終息することになった
- 後にiOSとAndroid版もリリースされた
- 2018年に以後はChromeと同一エンジンのChromiumをベースに開発されることが示唆された
- 2020年現在、ChromiumベースのEdgeが正式リリース。今後はこちらに移行していく予定
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